一般的な乗用車では、1年に1度の点検が法律によって
義務付けられています。(車種・用途によりその期間は違います。)
定期点検整備を実施することで車の性能が維持され、
お車をより安全・快適にご使用いただけるようになります。
また、車の使用年数が増えていくと、
不具合率(整備を必要とする割合)も増えていきます。
ベルトは、おもに「ゴム」でできています。
お車の使用頻度に関わらず、劣化していく部品でもあります。
もし劣化したまま使用を続けますと、ベルトが切れてしまい、
オーバーヒートを起こしたり、突然ハンドルが重くなり事故に
つながる恐れがあります。
エンジンをかけた直後や、エアコンを作動させたとき、
ハンドルを切ったときなどに、「キュルキュル・・・」というような音が聞こえたら注意が必要です。
長期間エンジンオイルを交換しないでいると、オイルが劣化し、
エンジンの寿命を縮めるだけでなく、エンジンを制御している
部品まで損傷してしまう恐れがあります。
また、エンジン内部で焼き付きを起こし、エンジン本体が破損
したり、最悪の場合車両火災につながる恐れもあります。
走行中にオイルマークが点くようなら要注意です。
お車の使用状況にもよりますが、だいたい4,000kmごとくらいの交換をお勧めします。
また、エンジンオイル交換2回に1回はオイルフィルターも同時交換して下さい。
摩耗したタイヤで走行すると、ブレーキの効きが悪くなったり、
雨天走行時に滑りやすくなったりと大変危険です。
また、タイヤにキズ・ひび割れがある場合や、異物の刺さった
状態、空気圧が低下した状態などで走行すると、突然破裂する
恐れがあります。
車の特性上、一般的に後ろ側のタイヤより前側のタイヤの方が早く摩耗していきます。
前後のタイヤを入れ替えるなどのタイヤローテーションを行うと、
タイヤも長持ちしますので非常に経済的です☆☆☆
約5,000kmくらいで行うと非常に効果的です。
長期間交換しないで使用すると、冷却水が劣化し、ラジエータの腐食やオーバーヒートを引き起こし、エンジンに深刻なダメージを与える恐れがあります。
従来の冷却水は、約40,000kmごとの交換を推奨していましたが、
現在では製品の高性能化がすすみ、200,000kmまで保障されている製品もあります。
とはいえ、エンジンルーム内の水路には、ゴム製品を使用している箇所も多数存在しています。
水漏れを起こしてしまうと、その機能も効果をなくしてしまいますので、ぜひ定期点検を実施してください。
液量が少ない状態で使用を続けると、バッテリーが上がったり、破裂する恐れがあります。
また、急なトラブルが一番多いのもバッテリーです!!
「エンジンのかかりが悪いような気がする」、「夜、ライトが暗いように感じる」そんなときは、
バッテリーが劣化している恐れがあります。
長期間お車を使用しない場合も、バッテリーを弱らせることにつながりますので、
ぜひ一度ご相談ください。
ブレーキパッドは、ブレーキをかけるたびに摩耗していきます。
摩耗の限度を超えた状態で車を運転すると、ブレーキの効きが悪くなり、思わぬ事故につながる恐れがあります。
そういったトラブルを未然に防ぐためにもブレーキの点検整備はとても大切です。
「ブレーキをかけた時に、『キーッ』という音がする」、「踏んだ足に振動を感じる」、
「効きが悪くなった」と感じた時は早めにご相談ください。
また、誤って「サイドブレーキを引いたまま走行してしまった」という場合も、
お早めにご連絡ください。